ファームもののポンテデリフォリア。
ポンテデリフォリアはもともとスマトラ島西部で採取されたクリプトで、1863年に初めてその名前が記録されているが、その後しばらく扱いについて混乱していた時期があったようだ。野生の株が採取された記録はほとんどないようだが、なぜかファームものが多く出回っており、そういった株であれば日本でも安価で手に入る。
成長力は非常に強く、小さな葉が2枚ほどの株が5ヶ月で子株を次々につけながらここまで大きくなった。育成にもほとんど手が掛からず、他の方の記録などを見ていても、むしろ育ちすぎて困るというような反応がでるほどの親孝行な?クリプトである。
葉は鮮やかな緑で、うっすらとラメが入っておりとても綺麗。ぱっと見ベトナメンシスの葉などにも似ている。育てたことはないが、水中でも大きな葉を出しながらぐんぐん成長するようだ。
花はレモンイエローと言っても良いような鮮やかな黄色。チューブの部分に赤い斑紋が入っている。大きさは6,7cmと比較的小型。
育成環境は、用土が赤玉7:腐葉土3+バーミキュライト、マグアンプ、ミリオンA。pH5前後の腰水3cm程度、湿度75%、水温26度。照明はPL管36ワットを7時間。