<   2005年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧
C.pontederiifolia
d0001437_1431455.jpg
ファームもののポンテデリフォリア。

ポンテデリフォリアはもともとスマトラ島西部で採取されたクリプトで、1863年に初めてその名前が記録されているが、その後しばらく扱いについて混乱していた時期があったようだ。野生の株が採取された記録はほとんどないようだが、なぜかファームものが多く出回っており、そういった株であれば日本でも安価で手に入る。

成長力は非常に強く、小さな葉が2枚ほどの株が5ヶ月で子株を次々につけながらここまで大きくなった。育成にもほとんど手が掛からず、他の方の記録などを見ていても、むしろ育ちすぎて困るというような反応がでるほどの親孝行な?クリプトである。

d0001437_2261346.jpg葉は鮮やかな緑で、うっすらとラメが入っておりとても綺麗。ぱっと見ベトナメンシスの葉などにも似ている。育てたことはないが、水中でも大きな葉を出しながらぐんぐん成長するようだ。

花はレモンイエローと言っても良いような鮮やかな黄色。チューブの部分に赤い斑紋が入っている。大きさは6,7cmと比較的小型。

育成環境は、用土が赤玉7:腐葉土3+バーミキュライト、マグアンプ、ミリオンA。pH5前後の腰水3cm程度、湿度75%、水温26度。照明はPL管36ワットを7時間。
[PR]
by avenn | 2005-08-30 02:38 | C.pontederiifolia
C.edithiae *2
d0001437_17445666.jpg
エディサエに花芽が上がっているが、これは・・・・違いますね・・・

フスカかな?

[PR]
by avenn | 2005-08-28 17:45 | C.edithiae
C.cordata var. zonata from Kasongan
d0001437_314526.jpg
カソンガン(Kasongan)産ゾナータの増殖株。

ゾナータはカリマンタン島の非常に広い地域に分布しているクリプトで、この株の産地である南カリマンタンの他、サラワク、ブルネイなどにもよく見られるという。カソンガンはカリマンタン島南西部、中カリマンタン州の州都パランカラヤ(Palangkaraya)から北西100km程に位置する街。

同じくクリプトの産地である近在のクアラクアヤン(Kualakuayan)、サンピット(Sampit)と結ぶときれいな三角形を形成し、その中心にグリフィティなどで知られるパレンゲアン(Parenggean)があることから、クリプターの間ではこの地域を「クリプト豊饒の大三角形」と呼び習わしている(大うそ)

ゾナータは現在ではグラボウスキー、ディデリキなどと共に、「コルダータ・グループ」として扱うことが多いようだ(ほんと)

この株は育て始めてから半年ほど経っているが、ゾナータは採取株や増殖株でも比較的立派な株が多く出回っていることを考えると、随分貧相な株である。

d0001437_2331828.jpgというのも育て始めが左のような大変ちびっこ株であったためで、もう少し立派な株から始めればよかったととやや悔やんでいるが後悔先に立たず。でも、ゆっくりじっくり大きくなってくれた株なので思い入れがあるのであります。

育成環境は、用土が赤玉7:腐葉土3+バーミキュライト、マグアンプ、ミリオンA。pH5前後の腰水3cm程度、湿度75%、気温22度、水温26度。照明はPL管36ワットを7時間。
[PR]
by avenn | 2005-08-22 02:27 | C.cordata var.zonata
C.uenoi
d0001437_3204979.jpg
ウエノイは2000年7月、クチンから南東に100km程の場所を流れるSg.Sabal Kruinで上野氏によって初めて採取され、その後の調査で新種であることが判明したクリプト。この近辺は古くから多くの専門家や採取者が入っている地域だが、川の流れが速く、水位が高いことが多いことなどから、これまで発見されなかったらしい。

現地葉は褐色から黒に近い色のものが多いらしく、デコボコも強く入る。一見した感じではブローサなどに似ているが、ウエノイの特徴として、主葉脈の色が白く抜ける場合が多い。水上栽培は非常に難しく、育成環境下では成長も遅目のようだ。

画像は水上に上げてから3ヶ月程経過した株で、左が水中で展開した葉、右が水上で出た葉。いつ消滅してもおかしくないようなお寒い株だが、今回クリプト師匠であるまつさん(勝手に師匠にさせてもらいました)がウエノイ開花に成功したことを記念して記事をあげてみました。

育成環境は、用土が桐生砂7:赤玉2:珪砂1+バーミキュライト、サンゴ砂少々、マグアンプ、ミリオンA。pH7.2前後の腰水をフィルターで循環、底上げ用の台の下に珪砂。湿度、気温不明、水温26度。照明は蛍光灯15ワットを7時間。
[PR]
by avenn | 2005-08-21 04:14 | C.uenoi
C.beckettii from Kandy *5
d0001437_1412252.jpgd0001437_1446373.jpg

キャンディ産ベケッティがまた開花したので切り離してみた。

以前のものより大き目の花で、喉の部分が黄色になっている。

う~ん、逆にこっちがウンデュラータに見えるなあ・・・





d0001437_14125822.jpg



[PR]
by avenn | 2005-08-20 14:55 | C.beckettii
C.longicauda from Lachau *3
d0001437_2525998.jpg
ラチャウ産ロンギカウダは20日程でさらに葉を2枚展開した。結構大きなサイズの葉なので、10日に一枚はかなり速いペースの成長だと思う。前回から肥料中のチッソの分量を少しずつ減らし、ライトの点灯時間を7時間から8時間に延ばした。
[PR]
by avenn | 2005-08-13 03:03 | C.longicauda
C.beckettii from Kandy *4
d0001437_0102639.jpgキャンディ産ベケッティが開花した。

リムの喉の部分が真っ白な花でした。なんとも地味だが、この株は3cm程の葉が数枚だけの小さな株から育てたので愛着があり、とてもうれしい。

根元の部分も、初めに較べると随分ごつくなりました。


d0001437_022964.jpg
[PR]
by avenn | 2005-08-12 00:25 | C.beckettii
C.keei from Bau
d0001437_23493025.jpgバウ(Bau)産のキー。

キーは比較的最近発見されたクリプトで、C.hudoroiと同様、当初はC.Bullosaと同種と考えられていたが、染色体数の違いから1982年、新種であることが判明した。キーの名前は、地元の採集家で発見者であるHenry Ongのミドルネームから付けられた。

産地のバウは、マレーシア・サラワク州の州都クチンから南西40km程のところにある街で、ライムストーン(石灰岩)の巨岩が地表に露出している奇観で知られている。石灰岩が多いことからわかるように、キーの自生する川のpHはこの地方には珍しくpH7.5前後とアルカリ性を示しており、栽培する場合にも腰水のpHが下るとうまく育たないようである。長らく育成難種のひとつとして知られていたが、最近では恐ろしく立派に育てられた株を目にすることもあり、・・・なんともうらやましい限りである。

個人的には大変苦手なタイプのクリプトで、まともに育ったためしがない。腰水をフィルターで循環させるようにしてから溶けずに育つようにはなったが、なかなかサイズが大きくならず苦労している。

育成環境は、用土が桐生砂7:培養土3+バーミキュライト、サンゴ砂少々、マグアンプ、ミリオンA。pH7.2前後の腰水をフィルターで循環、底上げ用の台の下に珪砂。湿度、気温不明、水温26度。照明は蛍光灯15ワットを7時間。
[PR]
by avenn | 2005-08-08 01:27 | C.keei
C.axelrodii Rataj
d0001437_21142781.jpg
アクセルロディ(ポット)。

アクセルロディはウンデュラータのシノニムで、原産はスリランカ中部の高地。同じくスリランカ原産のクリプトであるウェンティやベケッティに非常に良く似ている。

d0001437_2122458.jpgこの株は、もともと水中葉のポットで売られていたものを水上に上げて、半年ほど経ったものだが、実際にアクセルロディであるかどうかは相当怪しい。花を見ても正直ウェンティかベケッティに見えるんですが・・・

水中葉はかなり強く波打っていたが、水上ではほとんど葉が波打たなくなった。褐色の葉に、うっすら斑が入っている。育成は比較的簡単で、かつ成長も早い。葉長は最大20cm程になっている。

d0001437_21245471.jpg育成環境は、用土が赤玉7:腐葉土3+バーミキュライト、マグアンプ、ミリオンA。pH5前後の腰水3cm程度、湿度75%、気温22度、水温26度。照明はPL管36ワットを7時間。
[PR]
by avenn | 2005-08-07 22:03 | C.undulata
memo : Crypts growing in the peat swamp forest
d0001437_3571614.jpg
育ててみた感覚では、ピートスワンプに育つクリプトは、用土によるpHの調整だけではちょっと弱い。

ケースの底に荒めのソイル+粒上ピートmixtureをやや厚めにひき、腰水は鉢の帯付近まで。pHは大体4前後。これ以上低いとどうなるか興味があるが試したことがないのでわからない。ソイルだけでも良いが、ピートを混ぜて有機酸を供給した方が育ちが良い。ピートの効きが悪くなると如実に育ちが悪くなるので、適宜追加or交換。

照明は蛍光灯で7時間前後。蛍光灯で2時間、メタルハライドランプで2時間、太陽光のみを試すが見た目にはあまり差は感じられず。他の条件との組み合わせ次第では影響ありか?

用土は桐生砂単用、もしくは桐生砂+バーミキュライト、腐葉土は少々程度。赤玉は水の通りが悪い気がする。帯付近まで腰水に浸かるので、中性用土でも問題なし。むしろ通水性が命か?
2週間に1度、ピート水の中で鉢を上下させて鉢に溜まる老廃物、蓄積物を落とす。水道水を使うと根からの吸水が悪くなり、3日ほど葉が垂れた。小さい株ならそのままダメになる可能性あり。pH変動に注意。

肥料は、イオン交換水にピートを入れ3日程つけておいた茶色いピート水にハイポネックス・ハイグレード、洋ラン用、メネデール、ECA。それぞれピート水1ℓ当たり10ml、5ml、20ml、3滴。規定量より相当濃いので取り扱い注意。1週間に1度適量を、鉢に直接注がずに腰水に注ぐ。この濃度のものを直接鉢に注ぐと、葉が垂れる、もしくは丸まった。半分程度の濃度の時には鉢に直接注いでも特にその場ではまずい変化なし。濃度とタイミングがいまいち掴めず。肥料の与え方が育ち具合の肝?
[PR]
by avenn | 2005-08-06 01:17 | メモ